1.17神戸の誓い
私たちは,阪神・淡路大震災の経験から,将来の大規模災害による被害を予防し,大規模災害発生時における市民主体の復興を実現するため,専門家として適切な助言ないし支援を協働して行うことによって市民の需要に最大限応えるべき責務を自覚し,かつ次のとおり確認し合った。
- 団体間の情報交換を密にし,専門家団体・研究者・NPO・行政等とのネットワークを構築して災害対策の調査・研究・研修・啓蒙等の諸活動を平時より積極的に展開すること
- 大規模災害が発生した場合には,被災地域の専門家団体が他地域の団体に専門家会員の派遣・協力を速やかに要請できるものとし,要請を受けた団体が即時これに対応すること
私たちは,ここ神戸の地において,大規模災害に備えた専門家団体の全国的な支援体制をつくるため,相互に連携していくことを誓う。
2004年1月17日
全国まちづくり専門家フォーラム参加者一同