和歌山自治体訪問・士業交流会(2019年10月17日~19日)

 南海トラフ地震への備えが必要な中、和歌山における、住民・自治体と研究者・実務専門家、ボランティア等支援者との交流を図り、具体的な施策を検討し、対応していくため、その第一歩として、2019年10月17日~19日にかけて、和歌山県の自治体訪問及び士業交流会を行いました。

概要

・10月17日午前10時 和歌山県庁訪問
 危機管理局防災企画課 橋爪賢司氏、中村吉良氏と面談。
 冒頭、19号台風で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りし、被災地へのお見舞の気持を表明した上で、県のご担当の方からご報告をいただきました。(参加者は22名、司法修習生2名含む)

・10月17日午後2時 美浜町役場訪問
 防災企画課の大星好史氏から、主に同町の事前準備計画(事前復興計画)について詳細に報告を受けました。またその後、同町が施工した松原高台の一時避難所の現場のご案内をしていただきました。(参加者18名)。

・10月18日午前 串本町役場、あいさつと町内(独自)巡回
 串本町内の防災施設である避難タワー、避難路、防潮堤のかさ上げ現場や公共施設等や住宅の移転先のサンゴ台をマイクロバスで巡回しました。また、大雨警報下のどしゃ降りの中でしたが、串本町の津波浸水区域の町なみを徒歩で回りました。
(参加者18名)

・10月18日午後3時 田辺市役所訪問
 危機管理局防災まちづくり課、狼谷慎一氏から、田辺市の過去の水害被害とその復興の状況及び南海トラフ地震等への防災対策について、説明を受けました。
 (参加者19名)

・10月19日午後1時 和歌山YMCA国際福祉専門学校(6Fホール)
  和歌山の士業団体の方々との交流会を実施しました。
  基調報告 野崎隆一 運営委員、戎正晴 委員
 和歌山弁護士会から10名の参加をいただく等、全体で地元の士業団体のメンバーと支援機構のメンバーが、ほぼ半々の約50名の規模で、各会の取り組み状況や問題と考えられるテーマ等について3時間に渡って、密度の濃い意見交換を行いました。なお交流会に、兵庫県社会福祉士から西野佳名子事務局長のご参加をいただきました。

報告書

 詳しい内容は、下記の報告書をご参照ください。

和歌山訪問報告書本文